昭和25年5月5日生
社団法人南部杜氏協会 理事(前盛岡支部長)
東薫酒造株式会社 杜氏
- 昭和43年~
- 北海道 合同酒精(株) 「北野誉」高卒後酒造りに憧れ協会に所属、派遣され酒造りの基礎から習得する。
- 昭和58年
- 副杜氏で退社
- 昭和49年~
- 石川県「小堀酒造」 杜氏として召集
- 昭和53年
- 退社
- 昭和54年~
- 千葉県「東薫酒造」で約40年及川恒男杜氏より召集、師事
- 平成20年~
- 東薫酒造組織変更に伴い、及川恒男杜氏が取締役「顧問杜氏」に就任(現代の名工)、熊谷茂夫が杜氏に就任し約10年を迎える。
全国新酒鑑評会では H30BY より熊谷杜氏名で出品(金賞受賞)
東京国税局管内鑑評会 H30BY より熊谷杜氏名で出品(優等賞受賞)
(社)南部杜氏自醸清酒鑑評会では当初(10年前)より熊谷杜氏名で出品
吟醸部門連続「優等賞」受賞しており酒造り、酒質にはかねてから定評がある。
越後、丹波、但馬と並ぶ4大杜氏のひとつで、日本最大の杜氏集団として日本のみならず世界にその名を馳せている「南部杜氏」400人を代表する酒造りの名人。
20才のときに農閑期の冬場働ける杜氏を志しました。
宮城県石巻市の酒造会社で13年間修行し、その時に「浦霞」の平野佐五郎杜氏の薫陶を受け、その後富山県の蔵で6年を過ごし、この間に仙台国税局が実施した杜氏選考試験に合格、39才の時に当社へ入社。
42才の時に国家試験である1級酒造技能を取得。
及川式醪(もろみ)冷却装置を考案、実用化。
及川杜氏にとって良い酒とは、どんな酒でしょう、一言で、と聞いたら、「花でたとえるなら桜のような馥郁たる香りの酒.....」と答える。
酒造従業員心得
平成30酒造年度 全国新酒鑑評会金賞受賞
全国新酒鑑評会 金賞17回 (県内最多)
東京国税局管内新酒鑑評会 優等賞37回
南部杜氏自醸酒鑑評会 金賞連続40回
千葉工業試験場長賞 2回
日本吟醸酒協会表彰 3回
岩手県知事賞 10回
日本酒造組合中央会会長賞杯
千葉県卓越技能(県の名工)千葉県知事表彰
第2回全国酒類コンクール 最優秀杜氏賞受賞
ウィーン酒祭りコンクール 金賞
MONDE SELECTION 銀賞
東京国税局管内新酒鑑評会 吟醸清酒の部総代
国の卓越技能者(国の名工)労働大臣表彰
平成16年秋黄綬褒章受章
昭和55年、大平首相が閣議で日本酒を「國酒」と呼び、「清酒は日本を代表する酒である」と定義した。
平成21年、日本酒造組合中央会は「沖縄宣言」で「國酒」として、日本酒、泡盛、合成清酒、しょうちゅう、みりん、とする事を宣言し、翌平成22年「國酒」を商標登録した。
清酒は冷でも温めても飲酒できる点がビール、ウイスキー、ワインとは異なっている。
又、アルコール度数が低い日本酒は健康嗜好にもあっており、平成25年にユネスコ世界無形文化遺産に日本食が登録されたことをバネに、食前酒、食中酒でもある清酒は国内外で一層の消費が拡大されるものと思われる。
国家戦略室HP